一時期ブームになった「生協の白石さん」で紹介されたり、体操の内村航平選手や安倍総理大臣の好物として報道されたりと何かと話題になっている有楽製菓の「ブラックサンダー」。駄菓子界のロングヒット商品として、20年以上の歴史のなかでこれまでにさまざまなシリーズ商品が誕生していますが、果たして「ブラックサンダー」のシリーズ商品は消費者からどれくらい支持されているのでしょうか?
そこで「消費者インサイト研究所」では自然購入者への最速アンケート(CODE(コード))を使って2017年4月25日に発売された「イケ麺サンダー」の購入者を対象に調査を実施、その反響について調べています。今回もここでしか見られない情報が満載となっていますので、業界関係者の方はぜひ最後まで目を通してみてください。
Q2. 普段ブラックサンダーシリーズをどのくらいの頻度で購入しますか? n=138(単数回答)
毎日 | 2人 | 1.4% | |
2~3日に1回 | 9人 | 6.5% | |
1週間に1回 | 17人 | 12.3% | |
1ヵ月に2~3回 | 27人 | 19.6% | |
1ヵ月に1回 | 35人 | 25.4% | |
1年に2~3回 | 24人 | 17.4% | |
それ以下 | 16人 | 11.6% | |
全く買わない | 8人 | 5.8% |
普段ブラックサンダーシリーズを購入する頻度については、「1ヵ月に1回」が138人中35人と最も多くなりました。1週間に1回以上の頻度で購入している人は合計で28人おり、回答者の約2割は「ブラックサンダー」を定番のお菓子として食べ続けているようです。
ちなみに有楽製菓のプレスリリースを見ると「イケ麺サンダー」のターゲットは「30代男性を中心に幅広く」との記載があるのですが、今回のアンケート回答者のうち30代男性は138人中23人しかおらず、約7割が女性を占めていました。
それではアンケート回答者の購入頻度が分かったところで、「イケ麺サンダー」の評判を見てみましょう。
Q3. 満足度を教えてください n=138(単数回答)
とても満足 | 35人 | 25.4% | |
まあまあ満足 | 74人 | 53.6% | |
なんともいえない | 24人 | 17.4% | |
あまり満足しなかった | 4人 | 2.9% | |
全く満足しなかった | 1人 | 0.7% |
「イケ麺サンダー」の満足度については、「まあまあ満足」が過半数を占めて最も多くなりました。「とても満足」と合わせるとその割合は約8割となるため、多くの購入者が「イケ麺サンダー」に満足をしているようです。また「イケ麺サンダー」の満足度は「ブラックサンダーシリーズ」の購入頻度と比例するようで、Q2で「毎日(買っている)」と答えた2名の方は、いずれもこの質問で「とても満足」と回答しています。
アンケート回答者の方たちに、満足度の理由について訊いてみました!
「イケ麺サンダー」の味については高評価の人もいれば低評価の人もいるので、個人の好みによるところがかなり大きいようです。
Q5.パッケージからイメージした味と実際に食べたときのギャップはどうでしたか? n=138(単数回答)
イメージしていたよりも美味しかった | 57人 | 41.3% | |
イメージしていた通りであった | 70人 | 50.7% | |
イメージしていたよりも美味しくなかった | 11人 | 8.0% |
「イケ麺サンダー」のパッケージからイメージした味と実際に食べたときのギャップについては「イメージしていた通りであった」が過半数を占めて最も多くなりました。「イメージしていたよりも美味しかった」と回答した57人中56人がQ3で「とても満足」もしくは「まあまあ満足」と回答しているため、美味しさが予想を上回っていた方ほど満足度が高くなる傾向にあるようです。
しかしこの結果は言い方を変えれば、約半数の人にパッケージで味をイメージさせることができなかったということにもなります。味のイメージをパッケージの見た目だけで伝えるのは、それだけ難しいのでしょう。
本調査では回答者の方たち全員に、購入した「イケ麺サンダー」のパッケージを撮影してもらっています。「イケ麺サンダー」には3種類のパッケージがあり、それぞれ違った「ラーメン店員風の男性」がプリントされているのですが、送ってもらった画像を集計したところ、その人気度は以下のようになりました。
黒髪のイケメン:45人
サングラスのイケメン:48人
外国人風のイケメン:53人
合計人数が138人を上回っているのは、2種類以上の「イケ麺サンダー」を購入して画像を送ってくれた方がいたからです。なかには全種類を購入して画像を送ってくれた、相当なブラックサンダー好きと思われる方もいました。
この「イケ麺サンダー」のように同じ商品で複数のパッケージを用意すると、消費者に選ぶ楽しさができて売上アップに繋がるかもしれませんね。
詳細なデータを見たい方は、ぜひ下記よりダウンロードしてみてください。
<調査概要>
・調査期間:4月29日(日)~5月3日(水)
・エリア :全国
・対象者 :CODEユーザーの男女
・有効回答サンプル数:138サンプル
・調査手法:自然購入者への最速アンケート(CODE(コード))