マスクを外すタイミングはいつ！？マスクの購入と新型コロナウィルスに関する実態調査（2022年編）

CODE編集部さん2022年3月14日

今回「消費者インサイト研究所」では、CODE（コード）を活用した秒速リサーチ（確実な購買データに基づく最速アンケート）を使って、およそ1年3ヵ月ぶりとなる「マスクの購入と新型コロナウィルス問題に関する実態調査」を実施しました。今回のアンケート調査に協力をしてくれたのは、JICFSの「マスク」カテゴリに含まれる商品を2/21～28の8日間に自然購入した318人の一般消費者で、メーカー・シリーズ別の「人気ランキング」の集計や、「マスクとファッションについて思うこと」などの質問を購入直後に購入時の記憶が鮮明な状態で回答してもらっています。

日本国内では海外同様、新型コロナウィルスによる影響が今でも続いていますが、日本のマスク消費者はマスクのことをどのように思っているのでしょうか。今回も消費者の購買行動の奥底にある本音（消費者インサイト）を知る上で役に立つ情報が満載となっていますので、業界関係者の方はぜひ最後まで目を通してみてください。

2022年冬のマスク人気ランキング

今回のアンケート回答者が購入したマスクをメーカー別・シリーズ別で集計したところ、その人気ランキングは以下のようになりました。

○メーカー別ランキングベスト１０（n＝318）

メーカー別では「ユニ・チャーム」が318人中48人に購入されて1位となりました。次いで2位には「玉川衛材」が35人に購入されてランクインしており、これら上位2社はいずれも購入者全体の1割以上の方に購入されていました。

○シリーズ別ランキングベスト１０（n＝318）

シリーズ別では、ユニ・チャームの「超快適マスク」が318人中39人に購入されて1位となりました。次いで2位には玉川衛材の「７ＤＡＹＳマスクＥＸプラス」が17人の方に購入されてランクインしていたのですが、その購入者数には1位の「超快適マスク」と2倍以上の差がありました。

約8割が「コロナ禍が終息するまでマスクを着用すべき」と回答！

Q2. あなたがよく買い物をしている店舗では現在マスクは売られていますか？最も近いものを選択してください　n＝318（単一回答）

今回のアンケート回答者の方たちに、よく買い物をしている店舗で現在マスクがどれくらい売られているか訊いたところ、「十分売られている」が86.5％と最も多くなりました。新型コロナウィルスが流行し始めた頃は多くの店舗でマスクの売り切れや品薄状態が続いていましたが、どうやら現在も品薄状態となっている店舗はほとんどないようです。

Q8. あなたは「マスク生活」にストレスを感じていますか？最も近いものを選んでください　n＝318（単一回答）

現在マスク生活にストレスを感じているかについては、「少し感じている」が29.2％と最も多くなりました。一方で「あまり感じていない」も全体の27.0％と同じくらいの人数の方に選択されており、また「とても感じている」（12.3％）と「全く感じていない」（12.9％）を選択した方の割合にも大きな差はなかったため、マスク生活に対するストレス度には個人差があるといえそうです。

Q12. 日本人はいつ頃までマスクを着用すべきだと思いますか？最も近いものを選んでください　n＝318（単一回答）

日本人がいつまでマスクを着用すべきかについては、「新型コロナウィルスの流行がある程度終息するまで」が56.6％と最も多くなりました。「政府が新型コロナウィルス流行の終息宣言をするまで」（34.3％）と合わせると全体の約8割の方がコロナ禍が終息するまで着用すべきと回答していたことになるため、どうやら日本人の多くはマスクを外す具体的なタイミングは自分たちでは決められないと考えているようです。

マスク消費者の生の声

新型コロナウィルスの流行を機にマスクをファッションの一部として取り入れている方が増えていますが、日本のマスク消費者はマスクとファッションについてどんなことを思っているのでしょうか？　アンケート回答者の方たちに「マスクとファッションの関係性」について思っていることを自由に書いてもらいましたので、最後にその回答の一部をご紹介します。

上記のコメントついては、いずれも調査期間中にマスクを実際に購入した方たちから戴いたコメントのほんの一部となっています。「マスクとファッションの関係性」についてのコメントはアンケート回答者全員から戴いていますので、すべてのコメントが見たいという方は、ぜひ下記のダウンロードフォームからローデータをダウンロードしてみてください。

今回の調査では、マスク消費者の「消費者インサイト」を発掘するために以下のような質問もしています。

上記の質問の回答や各回答の詳しい内訳などが見たい方は、ぜひ下記よりローデータをダウンロードしてみてください。

※各ユーザーの属性情報（婚姻状況、世帯人数、同居している子供の人数、購入チャネルなど）もローデータで確認できます。
※今回対象となったユーザーの過去の購買履歴や今後の購買履歴が気になる企業の方はお問い合わせください。
日々、CODEでは登録会員数260万人超（2022年2月時点）の購買データをシングルソースで収集しております。
また、CODEで取得した消費者の購買データや評価＆口コミデータを閲覧・分析・活用できるBIツール「CODE for Business」を企業向けにご提供しております。

＜調査概要＞
・調査期間：2022/2/21(月)~2/28(月)
・エリア ：全国
・対象者 ：10~70代の男女
・有効回答サンプル数：318サンプル
・調査手法：秒速リサーチ（確実な購買データに基づく最速アンケート）