「制汗剤」人気ランキング2019年夏！制汗剤の購入に関する実態調査

CODE編集部さん2019年7月2日

今回「消費者インサイト研究所」では、CODE（コード）を活用したバーコードリサーチ（確実な購買データに基づく最速アンケート）を使って、「制汗剤の購入に関する実態調査」を実施しました。今回のアンケート調査に協力をしてくれたのは、JICFSの「制汗防臭剤」カテゴリに含まれる商品を6/7～10の4日間に自然購入した311人の一般消費者で、「人気ランキング」の集計はもちろんのこと、購入直後に購入時の記憶が鮮明な状態で「購入の理由」や「一番好きな制汗剤の種類」などの質問にも回答してもらっています。

今回も、消費者の購買行動の奥底にある本音（消費者インサイト）を知る上で役に立つ情報が満載となっていますので、業界関係者の方はぜひ最後まで目を通してみてください。

制汗剤人気ランキング

今回のアンケート回答者が購入した制汗剤をメーカー別・シリーズ別で集計したところ、その人気ランキングは以下のようになりました。

○メーカー別ランキングベスト１０（n＝311）

メーカー別では、「ビオレ」ブランドなどを展開する「花王」が311人中117人の方に購入されて1位となりました。2位には「資生堂」が73人の方に購入されてランクインしており、これら上位2社で購入者全体の半数以上を占める結果となっています。

○シリーズ別ランキングベスト１０（n＝311）

シリーズ別では、花王の「ビオレ　さらさらパウダーシート」が311人中57人の方に購入されて1位となりました。花王は他にも2位に「８×４パウダースプレー」が、8位に「８×４ロールオン」がそれぞれランクインしており、シートタイプ、スプレータイプ、ロールオンタイプの3つのタイプで売り上げ1位となっていました。

制汗剤は、種類別では比較的シートタイプの商品が消費者に人気なようで、シリーズ別ランキングの上位にはシートタイプの商品が多くランクインしていました。

（表内の太字はいずれもシートタイプのシリーズです）

約4割の消費者がいつも同じ制汗剤を購入している！？

Q1. この商品を購入した理由として当てはまるものを全て選択してください　n＝311（複数回答）

商品を購入した理由については、「いつも買っている商品だから」が38.9％と最も多くなりました。一方「新商品だったから」については311人中10人と全体の3.2％の方にしか選択されていなかったため、どうやら日本の制汗剤消費者の多くは、毎回決まった商品を購入する傾向にあるようです。

ちなみに「メーカーが好きだから」については全体の16.1％の方に選択されていたのですが、こちらを選択した50人の方に最も購入されていた制汗剤のメーカーは「資生堂」（18/50人）でした。

○「その他」を選択した方の具体的なコメント（一部）

一番好きな制汗剤の種類とその理由

今回のアンケート調査では、回答者全員に「一番好きな制汗剤の種類」と「その制汗剤が好きな理由」についても訊いています。「一番好きな制汗剤の種類」については、以下のような結果となりました。

Q4. 以下の制汗剤の種類のなかから、あなたが一番好きなもの（一番使っているもの）を選択してください　n＝311（単一回答）

そして、それぞれの種類の制汗剤が一番好きな理由については、以下のような回答が挙がっていました。

○シートタイプが好きな理由

○スプレータイプが好きな理由

○ロールオンタイプが好きな理由

○スティックタイプが好きな理由

○ウォータータイプが好きな理由

○クリームタイプが好きな理由

上記のコメントついては、いずれも調査期間中に制汗剤を実際に購入した方たちから戴いたコメントのほんの一部となっています。「一番好きな制汗剤の種類」や「その制汗剤が好きな理由」についてのコメントはアンケート回答者全員から戴いていますので、すべてのコメントが見たいという方は、ぜひ下記のダウンロードフォームからローデータをダウンロードしてみてください。

今回の調査では、制汗剤消費者の「消費者インサイト」を発掘するために以下のような質問もしています。

上記の質問の回答や各回答の詳しい内訳などが見たい方は、ぜひ下記よりローデータをダウンロードしてみてください。

※各ユーザーの属性情報（婚姻状況、世帯人数、同居している子供の人数、購入チャネルなど）もローデータで確認できます。
※今回対象となったユーザーの過去の購買履歴や今後の購買履歴が気になる企業の方はお問い合わせください。
日々、CODEでは登録会員数約100万人超（2019年6月末現在）の購買データをシングルソースで収集しております。

＜調査概要＞
・調査期間：2019/6/7(金)～2019/6/10(月)
・エリア ：全国
・対象者 ：10~70代の男女
・有効回答サンプル数：311サンプル
・調査手法：バーコードリサーチ（確実な購買データに基づく最速アンケート）