今年もお酒好きにとっては嬉しいお花見シーズンがやってきました!お花見のお供に持っていくお酒の種類は人それぞれかと思いますが、やはり一番人気はビールなのではないかと思います。そこで今回「消費者インサイト研究所」では、自然購入者への最速アンケート(CODE(コード))を使って、お花見用缶ビールの購入に関する実態調査を実施しました。
本調査では「お花見に持って行った食べ物」や「お花見に一緒に行った人」についても調べていますので、気になる方はぜひ最後まで目を通してみてください。
今回調査の対象となった缶ビールは、下記の3メーカー4商品です。アンケートに協力してくれた50名の方が購入した缶ビールのデータを集計したところ、これらのなかで最も多く購入されていたのはサントリーの「金麦」でした。
1位 | サントリー 金麦 | |
2位 | キリン 淡麗グリーンラベル | |
3位 | アサヒ スーパードライ スペシャルパッケージ | |
3位 | キリン 一番搾り 若葉香るホップ |
では、回答者の方たちはどういった理由で缶ビールを購入したのでしょうか?
Q1. なぜこのメーカーのビールを選んだのですか?最も当てはまるものを選択してください。 n=50(単数回答)
1位 | パッケージにそそられて | 13人 | |
2位 | 値段が安かったから | 12人 | |
3位 | 最もおいしかったから(味が好きだから) | 10人 | |
4位 | メーカーが好きだから | 9人 | |
5位 | 広告を見て | 4人 | |
6位 | その他 | 2人 |
上記の通り、購入した理由については「パッケージにそそられて」が50人中13人と最も多くなりました。確かに1位の「金麦」や3位の「スーパードライ」は、お花見シーズンを意識してか、毎年春に桜の花がプリントされた季節限定パッケージデザインの商品を発売していますし、それに惹かれて購入した人は多いだろうと予想できますよね?
しかし「パッケージにそそられて」と回答した方たちが購入した商品には偏りがなく、むしろバラバラに分かれていました。つまり「桜入りのデザインだったからパッケージにそそられた」というわけではないようなのです。
注目すべきは、3位4位にそれぞれ挙がっている「最もおいしかったから(味が好きだから)」「メーカーが好きだから」という回答です。この2つの回答からは、缶ビールの消費者がお花見シーズンでも普段と同じ「いつものビール」を飲んでいることが分かります。お花見シーズンだからといって、あえて普段とは違うビールを購入するという方はあまりいないようです。
Q2. お花見に持って行ったものは以下のうちどれですか?当てはまるものすべて選択してください。 n=50(複数回答)
購入したおつまみ・スナック | 35人 | |
購入したお弁当 | 12人 | |
手作りしたお弁当 | 12人 | |
手作りおつまみ・スナック | 5人 |
お花見に持っていた食べ物については「購入したおつまみ・スナック」が50人中35人と最も多くなりました。また「手作りしたお弁当」「手作りおつまみ・スナック」と回答した方の半数近くが、お花見会場に着く前に店舗でお弁当やおつまみを購入しています。すべての食べ物を手作りで用意していたのは9人で、「手作り派」は約2割しかいなかったという結果になりました。
Q4. 誰とお花見に行きましたか。当てはまるものすべて選択してください n=50(複数回答)
その他 | 20人 | |
友達 | 16人 | |
父・母 | 10人 | |
親戚 | 7人 | |
兄弟姉妹 | 6人 | |
会社仲間 | 6人 | |
恋人 | 5人 | |
祖父・祖母 | 1人 |
お花見に一緒に行った人については「その他」が一番多く、次いで「友達」「父・母」「親戚」と続くという結果になりました。「その他」の内訳としては、おそらく配偶者や娘・息子が多く、さらには一人で行った人も含まれているのではないかと思われます。
回答者の方たちに、購入した缶ビールをお花見の様子と一緒に撮影してもらいました!
お花見シーズンは缶ビールが売れやすくなるチャンスの時期です。「お花見に飲むお酒といえば缶ビール」と世間の人たちから言ってもらえるように、ほかのお酒に負けない美味しい商品を作りたいものですね。
今回のその他の調査内容は以下になります。
お問い合わせ頂いた方には、記事内では紹介しなかった上記の質問の回答も公開しています。
詳細なデータを見たい方は、ぜひ下記よりお問い合わせください。
<調査概要>
・調査期間:4月1日(土)~4月14日 (金)
・エリア :全国
・対象者 :CODEユーザーの男女
・有効回答サンプル数:50サンプル
・調査手法:自然購入者への最速アンケート(CODE(コード))