今回「消費者インサイト研究所」では、CODE(コード)を活用した秒速リサーチ(確実な購買データに基づく最速アンケート)を使って、「畜産缶詰の購入に関する実態調査」を実施しました。今回のアンケート調査に協力をしてくれたのは、JICFSの「畜産缶詰」カテゴリに含まれる商品を4/19~25の7日間に自然購入した311人の一般消費者で、「人気ランキング」の集計はもちろんのこと、購入直後に購入時の記憶が鮮明な状態で「購入する畜産缶詰を選ぶ際に重視しているところ」や「メーカーに対するご意見・ご要望」などの質問にも回答してもらっています。
今回も、消費者の購買行動の奥底にある本音(消費者インサイト)を知る上で役に立つ情報が満載となっていますので、業界関係者の方はぜひ最後まで目を通してみてください。
今回のアンケート回答者が購入した畜産缶詰をメーカー別・商品別で集計したところ、その人気ランキングは以下のようになりました。
○メーカー別ランキングベスト10(n=311)
メーカー名 |
購入者数 | |
1位 | ホテイフーズコーポレーション | 111人 |
2位 | はごろもフーズ | 25人 |
2位 | 加藤産業 | 25人 |
4位 | いなば食品 | 21人 |
5位 | 川商フーズ | 20人 |
6位 | マルハニチロ | 14人 |
7位 | ホーメル | 13人 |
7位 | 明治屋 | 13人 |
7位 | 極洋 | 13人 |
10位 | チューリップ・フード・カンパニー | 9人 |
10位 | ミッドランド | 9人 |
10位 | 神戸物産 | 9人 |
― | その他のメーカー | 29人 |
メーカー別では、「ホテイフーズコーポレーション」が311人中111人に購入されて1位となりました。次いで2位には「はごろもフーズ」と「加藤産業」がそれぞれ25人に購入されてランクインしていたのですが、その購入者数には「ホテイフーズコーポレーション」と4倍以上の差がありました。
○商品別ランキングベスト10(n=311)
商品名 | メーカー |
JANコード |
購入者数 | |
1位 | やきとり たれ味 75g | ホテイ | 4902511011499 | 43人 |
2位 | やきとり 塩味 70g | ホテイ | 4902511004590 | 34人 |
3位 | ホームクッキングうずらの卵国産 165g | はごろもフーズ | 4902560062428 | 24人 |
4位 | カンピー うずら卵水煮 7個 | 加藤産業 | 4901401011465 | 23人 |
5位 | やきとり たれ EOP4R 60g | マルハニチロ | 4901901307556 | 11人 |
6位 | 焼豚フレーク 160g | 神戸物産 | 4942355145844 | 9人 |
6位 | スパム20%レスソルト 340g | ホーメル | 0037600542708 | 9人 |
6位 | ポークランチョンミート 300g | ミッドランド | 5707196114669 | 9人 |
9位 | やきとりたれ味 3缶シュリンク 225g | ホテイ | 4902511011598 | 8人 |
9位 | ノザキ コンビーフ 80g | 川商フーズ | 49335330 | 8人 |
― | その他の商品 | ― | ― | 133人 |
商品別では、ホテイフーズコーポレーションの「やきとり たれ味 75g」が311人中43人に購入されて1位となりました。次いで2位には「やきとり 塩味 70g」がランクインしており、9位の「やきとりたれ味 3缶シュリンク 225g」と合わせると計3商品がベスト10以内に入っていたため、ホテイフーズコーポレーションの焼き鳥缶詰は、日本の畜産缶詰業界における最大のヒット商品であるといえそうです。
Q6. あなたは購入する畜産缶詰を選ぶ際にどんなところを重視していますか?当てはまるものを全て選択してください n=311(複数回答)
価格の安さ | 198人 | 63.7% |
缶切りが必要ないこと | 117人 | 37.6% |
国産であること | 95人 | 30.5% |
賞味期限・消費期限 | 75人 | 24.1% |
内容量 | 75人 | 24.1% |
生産国 | 67人 | 21.5% |
なるべく賞味期限が長いこと | 65人 | 20.9% |
メーカー・ブランド | 62人 | 19.9% |
なるべく量が多いこと | 48人 | 15.4% |
なるべくかさばらないこと(上に重ねやすいなど) | 22人 | 7.1% |
商品名 | 21人 | 6.8% |
缶の形状 | 18人 | 5.8% |
缶が洗いやすいこと | 17人 | 5.5% |
カロリー数 | 14人 | 4.5% |
アレルギー表示 | 11人 | 3.5% |
希少価値(限定品など) | 8人 | 2.6% |
デザイン | 7人 | 2.3% |
高級感 | 6人 | 1.9% |
他にも重視しているポイントがある | 17人 | 5.5% |
購入する畜産缶詰を選ぶ際に重視しているところについては、「価格の安さ」が63.7%と最も多くなりました。次いで「缶切りが必要ないこと」が37.6%と2番目に多くの方に選択されていたのですが、「缶切りが必要ないこと」は野菜缶詰の調査やフルーツ・デザート缶詰の調査でも多くの方に選択されていたため、缶切りを使わずに空けられる商品はジャンルを問わず購入されやすい傾向にあるようです。
○「他にも重視しているポイントがある」を選択した方の具体的なコメント(一部)
日本の消費者は、市販の畜産缶詰に対して普段どんなことを思っているのでしょうか? 最後に、アンケート回答者の方たちから戴いた「市販の畜産缶詰に対して普段思っていること」や「メーカーに対するご意見・ご要望」についてのコメントの一部をご紹介します。
○好意的なコメント
○やや厳しいコメント
○メーカーへの意見・要望
○その他のコメント
上記のコメントついては、いずれも調査期間中に畜産缶詰を実際に購入した方たちから戴いたコメントのほんの一部となっています。「市販の畜産缶詰に対して普段思っていること」や「メーカーに対するご意見・ご要望」についてのコメントはアンケート回答者全員から戴いていますので、すべてのコメントが見たいという方は、ぜひ下記のダウンロードフォームからローデータをダウンロードしてみてください。
今回の調査では、畜産缶詰消費者の「消費者インサイト」を発掘するために以下のような質問もしています。
Q1. 普段どれくらいの頻度で畜産缶詰を食べていますか?
Q2. 数ある畜産缶詰のなかからこの商品を購入した理由として当てはまるものを全て選択してください
Q4. 以下の畜産缶詰の種類のなかから、あなたが好きなものを全て選択してください
上記の質問の回答や各回答の詳しい内訳などが見たい方は、ぜひ下記よりローデータをダウンロードしてみてください。
※各ユーザーの属性情報(婚姻状況、世帯人数、同居している子供の人数、購入チャネルなど)もローデータで確認できます。
※今回対象となったユーザーの過去の購買履歴や今後の購買履歴が気になる企業の方はお問い合わせください。
日々、CODEでは登録会員数200万人超(2021年1月末時点)の購買データをシングルソースで収集しております。
また、CODEで取得した消費者の購買データや評価&口コミデータを閲覧・分析・活用できるBIツール「CODE for Business」を企業向けにご提供しております。
<調査概要>
・調査期間:2021/4/19(月)~4/25(日)
・エリア :全国
・対象者 :10~70代の男女
・有効回答サンプル数:311サンプル
・調査手法:秒速リサーチ(確実な購買データに基づく最速アンケート)