今回「消費者インサイト研究所」では、CODE(コード)を活用した秒速リサーチ(確実な購買データに基づく最速アンケート)を使って、「コーヒードリンクの購入に関する実態調査」を実施しました。今回のアンケート調査に協力をしてくれたのは、JICFSの「コーヒードリンク」カテゴリに含まれる商品を12/17~23の7日間に自然購入した317人の一般消費者で、「人気ランキング」の集計はもちろんのこと、購入直後に購入時の記憶が鮮明な状態で「購入するコーヒードリンクを選ぶ際に重視しているところ」や「メーカーに対するご意見・ご要望」などの質問にも回答してもらっています。
今回も、消費者の購買行動の奥底にある本音(消費者インサイト)を知る上で役に立つ情報が満載となっていますので、業界関係者の方はぜひ最後まで目を通してみてください。
今回のアンケート回答者が購入したコーヒードリンクをメーカー別・シリーズ別で集計したところ、その人気ランキングは以下のようになりました。
○メーカー別ランキングベスト10(n=317)
メーカー名 |
購入者数 | |
1位 | サントリー | 79人 |
2位 | アサヒ飲料 | 45人 |
2位 | 日本コカ・コーラ | 45人 |
4位 | 雪印メグミルク | 28人 |
5位 | UCC上島珈琲 | 23人 |
6位 | 森永乳業 | 21人 |
7位 | キリン | 6人 |
7位 | 伊藤園 | 6人 |
7位 | めいらく | 6人 |
10位 | 協同乳業 | 5人 |
10位 | トーヨービバレッジ | 5人 |
― | その他のメーカー | 48人 |
メーカー別では、「サントリー」が317人中79人に購入されて1位となりました。次いで2位には「アサヒ飲料」と「日本コカ・コーラ」がそれぞれ45人に購入されてランクインしており、これら上位3社で購入者全体の半数以上を占めていました。
○シリーズ別ランキングベスト10(n=317)
シリーズ名 | メーカー |
購入者数 | |
1位 | ワンダ | アサヒ飲料 | 41人 |
2位 | クラフトボス | サントリー | 38人 |
3位 | 雪印コーヒー | 雪印メグミルク | 27人 |
4位 | ジョージア | 日本コカ・コーラ | 26人 |
5位 | ボス | サントリー | 24人 |
6位 | マウントレーニア | 森永乳業 | 19人 |
7位 | コスタ | 日本コカ・コーラ | 14人 |
8位 | プレミアムボス | サントリー | 8人 |
8位 | 職人の珈琲 | UCC上島珈琲 | 8人 |
10位 | スターバックス | サントリー | 6人 |
10位 | ファイア | キリン | 6人 |
10位 | スジャータ | めいらく | 6人 |
10位 | タリーズ | 伊藤園 | 6人 |
― | その他のシリーズ | ― | 88人 |
シリーズ別では、アサヒ飲料の「ワンダ」が317人中41人に購入されて1位となりました。メーカー別ランキングで1位だったサントリーは「ボス」(24人)「クラフトボス」(38人)「プレミアムボス」(8人)「スターバックス」(6人)の計4シリーズがベスト10以内にランクインしており、日本のコーヒードリンク市場において、いかに同社の商品が人気なのかが分かる結果となっています。
Q5. あなたは購入するコーヒードリンクを選ぶ際にどんなところを重視していますか?当てはまるものを全て選択してください n=317(複数回答)
価格の安さ |
126人 |
39.7% |
メーカー・ブランド | 104人 | 32.8% |
甘めであること | 78人 | 24.6% |
微糖であること | 57人 | 18.0% |
内容量 | 54人 | 17.0% |
無糖であること | 51人 | 16.1% |
商品名 | 34人 | 10.7% |
ペットボトル入りであること | 29人 | 9.1% |
国産であること | 26人 | 8.2% |
高級感 | 22人 | 6.9% |
ラベルデザイン | 21人 | 6.6% |
賞味期限・消費期限 | 16人 | 5.0% |
オリジナリティ | 16人 | 5.0% |
カロリー数 | 14人 | 4.4% |
生産国 | 13人 | 4.1% |
缶入りであること | 12人 | 3.8% |
希少価値(限定品など) | 11人 | 3.5% |
好きなキャラクターがデザインされていること | 4人 | 1.3% |
液体の色 | 4人 | 1.3% |
アレルギー表示 | 2人 | 0.6% |
他にも重視しているポイントがある | 26人 | 8.2% |
購入するコーヒードリンクを選ぶ際に重視しているところについては、「価格の安さ」が39.7%と最も多くなりました。次いで「メーカー・ブランド」(32.8%)が2番目に多くの方に選択されていたため、どうやら日本のコーヒードリンク消費者にとって、メーカーやブランドは価格の安さと同じくらい重視されているといえそうです。
○「他にも重視しているポイントがある」を選択した方の具体的なコメント(一部)
日本の消費者は、市販のコーヒードリンクに対して普段どんなことを思っているのでしょうか? 最後に、アンケート回答者の方たちから戴いた「市販のコーヒードリンクに対して普段思っていること」や「メーカーに対するご意見・ご要望」についてのコメントの一部をご紹介します。
○好意的なコメント
○やや厳しいコメント
○メーカーへの意見・要望
○その他のコメント
上記のコメントついては、いずれも調査期間中にコーヒードリンクを実際に購入した方たちから戴いたコメントのほんの一部となっています。「市販のコーヒードリンクに対して普段思っていること」や「メーカーに対するご意見・ご要望」についてのコメントはアンケート回答者全員から戴いていますので、すべてのコメントが見たいという方は、ぜひ下記のダウンロードフォームからローデータをダウンロードしてみてください。
今回の調査では、コーヒードリンク消費者の「消費者インサイト」を発掘するために以下のような質問もしています。
Q1. 普段どれくらいの頻度でコーヒーを飲んでいますか?
Q2. 数あるコーヒードリンクのなかからこの商品を購入した理由として当てはまるものを全て選択してください
Q4. あなたは1年のうち何月にコーヒードリンクを飲むことが多いですか?当てはまるものをすべて選択してください
上記の質問の回答や各回答の詳しい内訳などが見たい方は、ぜひ下記よりローデータをダウンロードしてみてください。
※各ユーザーの属性情報(婚姻状況、世帯人数、同居している子供の人数、購入チャネルなど)もローデータで確認できます。
※今回対象となったユーザーの過去の購買履歴や今後の購買履歴が気になる企業の方はお問い合わせください。
日々、CODEでは登録会員数250万人超(2021年11月末時点)の購買データをシングルソースで収集しております。
また、CODEで取得した消費者の購買データや評価&口コミデータを閲覧・分析・活用できるBIツール「CODE for Business」を企業向けにご提供しております。
<調査概要>
・調査期間:2021/12/17(金)~12/23(木)
・エリア :全国
・対象者 :10~60代の男女
・有効回答サンプル数:317サンプル
・調査手法:秒速リサーチ(確実な購買データに基づく最速アンケート)