「甘さ＋しょっぱさ」のバランスに賛否両論！「チップスターチョコレート」の反響調査

CODE編集部さん2018年1月30日

2018年1月16日、株式会社不二家は「チップスターチョコレート」の発売を開始しました。ニュースリリースによると「チップスターチョコレート」は、ヤマザキビスケット株式会社（YBC）の大人気ロングセラー「チップスター」をチョコレートに変身させた2社にとって初となるコラボレーション商品で、円柱型のチョコレートにクラッシュしたチップスター（うすしお味）をまぶした新感覚のスナックチョコレートとなっているそうです。

今回はそんな「チップスターチョコレート」の評判を探るために、CODE（コード）を活用したバーコードリサーチ（確実な購買データに基づく最速アンケート）を使って、「チップスターチョコレート」を自然購入したユーザーを対象に反響調査を実施しました。今回もここでしか見られない情報が満載となっていますので、業界関係者の方はぜひ最後まで目を通してみてください。

7割以上が週に1回以上チョコレート（チョコ菓子）を購入している！

Q1. 普段どれくらいの頻度でチョコレート（チョコ菓子）を購入していますか？　n＝99（単一回答）

普段どれくらいの頻度でチョコレート（チョコ菓子）を購入しているかについては、「１週間に１回」が4割を超えて最も多くなりました。「毎日」「２～３日に１回」と合わせるとその割合は7割を超えており、いかに「チップスターチョコレート」の購入者に普段からチョコレート（チョコ菓子）を購入している方が多いのかが分かる結果となっています。

ちなみにCODE（コード）を活用したバーコードリサーチ（確実な購買データに基づく最速アンケート）では、各回答者の「同居子供人数」も調べることができるのですが、お子さんがいるご家庭ではチョコレート（チョコ菓子）を購入する頻度が高いようで、同居している子供が「1人」以上いると回答した計43人中37人が、この質問で「毎日」「２～３日に１回」「１週間に１回」のいずれかを選択していました。

「チップスターが好きだから」という理由で購入した人は約3割！

Q2. 「チップスターチョコレート」を購入した理由として当てはまるものをすべて選択してください　n＝99（複数回答）

「チップスターチョコレート」を購入した理由については、「新商品だったから」が7割を超えて最も多くなりました。「『チップスター』が好きだから」については2番目に多かったものの、99人中28人と約3割の方にしか選択されていなかったため、「チップスターチョコレート」が「チップスター」のシリーズ商品であること自体は、それほど購入の理由とは関係がなかったようです。

ちなみに理由は不明ですが、Q１で「２～３ヵ月に１回」「一度も買ったことがない」と回答した6人中全員が、この質問で「パッケージデザインに惹かれて」を選択していました。「チップスターチョコレート」のパッケージデザインには、何かチョコ好きじゃない方でも購入したくなるような要素があったのかもしれません。

「チップスターチョコレート」の味は好みが分かれやすい！？

Q3. 「チップスターチョコレート」の総合的な満足度を教えてください　n＝99（単一回答）

「チップスターチョコレート」の総合的な満足度については、「まあまあ満足した」が6割を超えて最も多くなりました。「とても満足した」と合わせるとその割合は8割を超えますが、一方で「あまり満足できなかった」「まったく満足できなかった」と回答した方も少なからずいたため、「チップスターチョコレート」が万人受けするお菓子だったとは一概には言えないようです。

ちなみに、チョコレート好きな方たちからの評判は良かったようで、Q２で「チョコレートが好きだから」を選択していた24人中23人、「普通のチョコに飽きていたから」を選択していた10人全員が、この質問で「とても満足した」もしくは「まあまあ満足した」と回答していました。

満足度の理由については、以下のようなご意見・ご感想が挙がっています。

○とても満足した

○まあまあ満足した

○なんともいえない

○あまり満足できなかった

○まったく満足できなかった

今回の「チップスターチョコレート」のご意見・ご感想については、ほかの食品に比べると若干厳しめなコメントが多く見られ、「まあまあ満足した」と回答した方たちからも「塩気が足りない」「値段が高く感じた」といった不満点について触れているコメントが多く届いていました。しかし、一方で「とても満足した」と回答した方たちはいずれもコメントのなかで味や食感などについて絶賛していたため、「チップスターチョコレート」の味については好き嫌いがハッキリと分かれやすいものだったと結論付けてもいいのではないかと思われます。

今回の「チップスターチョコレート」のように、新しい試みのもとで作られたスナック菓子にはまだまだ改善できる点がたくさんあるかと思いますので、スナック菓子の企画や製造を担当している業界関係者の方は、ぜひ今回のアンケート結果を今後の商品づくりの参考にしてみてください。

今回の調査では、ほかにも以下のような質問をしています。

上記の質問の回答や各回答の詳しい内訳などが見たい方は、ぜひ下記より詳細なデータをダウンロードしてみてください。

※各ユーザーの属性情報（婚姻状況、世帯人数、同居している子供の人数、購入チャネルなど）もローデータで確認できます。

＜調査概要＞
・調査期間：2018年1月16日(火)～2018年1月24日(水)
・エリア ：全国
・対象者 ：10~50代の男女
・有効回答サンプル数：99サンプル
・調査手法：バーコードリサーチ（確実な購買データに基づく最速アンケート）