前回の記事では独身男性を対象とした「ホワイトデーの実態調査」の結果について紹介しましたが、自然購入者への最速アンケート(CODE(コード))では既婚男性にも同様のアンケートを実施しています。既婚男性はどのようなことを考えながら、バレンタインデーのお返しに渡すお菓子を選んでいるのでしょうか?
このページではホワイトデーにお菓子を購入した既婚男性の生の声を、独身男性の調査結果との比較を交えながらご紹介します。
Q1.あなたは本命にお菓子を渡すのですか、それとも義理で渡すのですか? ※両方渡す場合は本命を選択してください n=126(単数回答)
1位 | 義理 | 77人 |
2位 | 本命 | 49人 |
ホワイトデーにお菓子を渡す相手については、独身男性では「義理」と答えた方が8割以上いたのに対し、既婚男性では約6割と少なくなりました。「結婚しているのに本命ってどういうこと!?」と思われたかもしれませんが、「本命」と答えた方はみなさん「妻にお菓子をあげた」とコメントしています。(なかには例外もいるかもしれませんが…)
ホワイトデーにお菓子を購入した既婚男性のなかには、バレンタインデーに妻からチョコレートを貰い、そのお返しにお菓子を購入した方も多くいるのです。
Q2.お菓子の値段を教えてください! n=126(単数回答)
~400円未満 | 40人 |
400円以上~800円未満 | 35人 |
800円以上~1200円未満 | 25人 |
1200円以上~1600円未満 | 14人 |
1600円以上~2000円未満 | 6人 |
2000円以上~2400円未満 | 3人 |
2400円以上~2800円未満 | 0人 |
2800円以上~3200円未満 | 1人 |
3200円以上~3600円未満 | 0人 |
3600円以上~4000円未満 | 0人 |
4400円以上~4800円未満 | 0人 |
4800円以上~5200円未満 | 0人 |
5200円以上~5600円未満 | 0人 |
5600円以上~6000円未満 | 0人 |
6000円以上~ | 2人 |
ホワイトデー用に購入したお菓子の値段については、独身男性の半数以上(62.7%)が「400円未満」の安価なお菓子を購入したのに対し、既婚男性では31.7%(40人)と比率に大きな差が出ました。また、これをQ1で「本命」と答えた方と「義理」と答えた方に分けてみると、「義理」と答えた方の最高購入額は「1600円以上~2000円未満」であり、それ以上の金額を購入したのはすべて「本命」と答えた方となりました。
これは「普段からお世話になっている妻へのプレゼントは、たとえお菓子でも安物にするわけにはいかない」という気持ちが、おそらく高価なお菓子を購入する動機に繋がっているのではないかと思われます。
Q3.お返しするお菓子は以下のうちどれですか? n=126(単数回答)
1位 | チョコレート | 61人 |
2位 | その他 | 30人 |
3位 | クッキー | 14人 |
3位 | ケーキ | 14人 |
4位 | ドーナッツ | 3人 |
5位 | ワッフル | 2人 |
6位 | キャンディー | 1人 |
6位 | マドレーヌ | 1人 |
7位 | マシュマロ | 0人 |
7位 | キャラメル | 0人 |
7位 | ブラウニー | 0人 |
7位 | マフィン | 0人 |
ホワイトデーにお返しするお菓子の種類については独身男性の結果とほとんど差がなく、約半数の方が「チョコレート」と回答しました。ただ、妻に向けてプレゼントをする方が多いこともあり、独身男性に比べてブランドもののチョコレートを購入した方がやや多いようです。
ちなみに「その他」には、上記の選択肢にないお菓子が含まれているほか、なかには「レストランのディナー」をプレゼントした方もいました。
回答者の方たちに、実際に購入したお菓子の写真を撮影してもらいました!
「独身男性」に比べると、ブランドもののチョコレートを購入した方がやや多いよう。
チョコレート以外ではこのようなお菓子が。
Q3(お菓子の値段)で「6000円以上」と回答した方が購入したお菓子の写真。
左の写真はケーキとのことです。
最後にアンケートに回答頂いた既婚男性の方たちに、購入したお菓子を選んだ理由について訊いてみました!
上記のコメントは独身男性と同じように、やはり「自分が買いたいものを買った」というグループと「相手が好き(そう)なものを買った」というグループに大きく分けられます。また独身男性には無い点として、後者のグループのなかには、あらかじめお店に行く前から相手(妻)に購入するお菓子の種類を指定されていた方が多くいたよう。女性側から購入するお菓子を指定されている人は、そうでない人に比べて高級なお菓子を購入する可能性が高くなるのではないかと思われます。
前回の記事(独身男性編)をまだ読んでいないという方は、ぜひ本記事と読み比べながら新商品開発の参考にしてみてください。
詳細なデータを見たい方は下記からダウンロードを!
<調査概要>
・調査期間:3月12日(日)~3月13日(月)
・エリア :全国
・対象者 :20~50歳代の既婚男性
・有効回答サンプル数:126サンプル
・調査手法:自然購入者への最速アンケート(CODE(コード))