コロナ禍で体温計の使用頻度が大きく変化！体温計の購入に関する実態調査

CODE編集部さん2021年3月10日

今回「消費者インサイト研究所」では、CODE（コード）を活用した秒速リサーチ（確実な購買データに基づく最速アンケート）を使って、「体温計の購入に関する実態調査」を実施しました。今回のアンケート調査に協力をしてくれたのは、JICFSの「体温計」カテゴリに含まれる商品を2/10～3/3の22日間に自然購入した312人の一般消費者で、「人気ランキング」の集計はもちろんのこと、購入直後に購入時の記憶が鮮明な状態で「コロナ禍になる前と現在の体温を測る頻度」や「体温計と新型コロナウィルスの関係性について思っていること」などの質問にも回答してもらっています。

今回も、消費者の購買行動の奥底にある本音（消費者インサイト）を知る上で役に立つ情報が満載となっていますので、業界関係者の方はぜひ最後まで目を通してみてください。

体温計人気ランキング

今回のアンケート回答者が購入した体温計をメーカー別・商品別で集計したところ、その人気ランキングは以下のようになりました。

○メーカー別ランキング（n＝312）

メーカー別では、「オムロン」が312人中175人に購入されて1位となりました。次いで2位には「テルモ」が71人に購入されてランクインしていましたが、その購入者数は「オムロン」と２倍以上の差がありました。

○商品別ランキングベスト１０（n＝312）

商品別では、オムロンの「オムロン　電子体温計　ＭＣ−６８１」が312人中103人に購入されて1位となりました。商品別ランキングの上位４位までのうち３商品をオムロンの商品が占めており、日本の体温計市場において、いかに同社の商品が人気かということが分かる結果となっています。

コロナ禍で7割以上の人が毎日体温を測るようになった！？

Q2. 現在あなたはどれくらいの頻度で体温を測っていますか？　n＝312（単一回答）

Q3. コロナ禍になる前はどれくらいの頻度で体温を測っていましたか？　n＝312（単一回答）

今回のアンケート回答者にコロナ禍になる前と現在それぞれの体温を測る頻度を訊いたところ、コロナ禍になる前は「ほとんど測っていなかった」（51.9％）が、現在は「毎日（１日１回）」（53.2％）が最も多くなりました。コロナ禍になる前に「毎日」を選択していた方は合計で11.5％しかいなかったため、どうやら日本人の体温計を使用する頻度は、新型コロナウィルスの流行をきっかけに大きく変わったようです。

体温計購入者の生の声

この時期に体温計を購入した消費者は、新型コロナウィルス問題についてどのようなことを思っているのでしょうか？　アンケート回答者の方たちに「体温計と新型コロナウィルスの関係性」について思っていることを自由に書いてもらいましたので、最後にその回答の一部をご紹介します。

上記のコメントついては、いずれも調査期間中に体温計を実際に購入した方たちから戴いたコメントのほんの一部となっています。「体温計と新型コロナウィルスの関係性」についてのコメントはアンケート回答者全員から戴いていますので、すべてのコメントが見たいという方は、ぜひ下記のダウンロードフォームからローデータをダウンロードしてみてください。

今回の調査では、体温計消費者の「消費者インサイト」を発掘するために以下のような質問もしています。

上記の質問の回答や各回答の詳しい内訳などが見たい方は、ぜひ下記よりローデータをダウンロードしてみてください。

※各ユーザーの属性情報（婚姻状況、世帯人数、同居している子供の人数、購入チャネルなど）もローデータで確認できます。
※今回対象となったユーザーの過去の購買履歴や今後の購買履歴が気になる企業の方はお問い合わせください。
日々、CODEでは登録会員数200万人超（2021年1月末時点）の購買データをシングルソースで収集しております。
また、CODEで取得した消費者の購買データや評価＆口コミデータを閲覧・分析・活用できるBIツール「CODE for Business」を企業向けにご提供しております。

＜調査概要＞
・調査期間：2021/2/10(水)~3/3(水)
・エリア ：全国
・対象者 ：10~70代の男女
・有効回答サンプル数：312サンプル
・調査手法：秒速リサーチ（確実な購買データに基づく最速アンケート）