今回「消費者インサイト研究所」では、CODE(コード)を活用した秒速リサーチ(確実な購買データに基づく最速アンケート)を使って、「紅茶ドリンクの購入に関する実態調査」を実施しました。今回のアンケート調査に協力をしてくれたのは、JICFSの「紅茶ドリンク」カテゴリに含まれる商品を11/17~22の6日間に自然購入した313人の一般消費者で、「人気ランキング」の集計はもちろんのこと、購入直後に購入時の記憶が鮮明な状態で「購入する紅茶ドリンクを選ぶ際に重視しているところ」や「第3次タピオカブームについて思っていること」などの質問にも回答してもらっています。
今回も、消費者の購買行動の奥底にある本音(消費者インサイト)を知る上で役に立つ情報が満載となっていますので、業界関係者の方はぜひ最後まで目を通してみてください。
今回のアンケート回答者が購入した紅茶ドリンクをメーカー別・ブランド別で集計したところ、その人気ランキングは以下のようになりました。
○メーカー別ランキングベスト10(n=313)
メーカー名 |
購入者数 | |
1位 | キリンビバレッジ | 131人 |
2位 | コカ・コーラ | 55人 |
2位 | 森永乳業 | 55人 |
4位 | サントリー | 29人 |
5位 | ファミリーマート | 8人 |
6位 | ユーシーシー上島珈琲 | 7人 |
6位 | ダイドードリンコ | 7人 |
8位 | エルビー | 5人 |
9位 | 協同乳業 | 4人 |
10位 | 伊藤園 | 3人 |
― | その他のメーカー | 9人 |
メーカー別では、「キリンビバレッジ」が313人中131人に購入されて1位となりました。次いで2位には「コカ・コーラ」と「森永乳業」がそれぞれ55人に購入されてランクインしており、これら上位3社で購入者全体の3/4以上を占めていました。
○ブランド別ランキングベスト10(n=313)
ブランド名 | メーカー |
購入者数 | |
1位 | 午後の紅茶 | キリンビバレッジ | 131人 |
2位 | 紅茶花伝 | コカ・コーラ | 55人 |
2位 | リプトン | 森永乳業 | 55人 |
4位 | クラフトボス | サントリー | 23人 |
5位 | ファミマル | ファミリーマート | 8人 |
6位 | 紅茶の時間 | ユーシーシー上島珈琲 | 7人 |
6位 | ピエール・エルメ×贅沢香茶 | ダイドー | 7人 |
8位 | 大人の紅茶 | エルビー | 5人 |
9位 | メイトー | 協同乳業 | 4人 |
10位 | TEAs’ TEA | 伊藤園 | 3人 |
10位 | スターバックス | サントリー | 3人 |
― | その他のブランド | ― | 12人 |
ブランド別では、キリンビバレッジの「午後の紅茶」が313人中131人に購入されて1位となりました。紅茶ドリンクカテゴリではほとんどのメーカーが1ブランドのみを展開していたため、ブランド別ランキングの並びはメーカー別ランキングとほとんど変わりありませんでした。
Q5. あなたは購入する紅茶ドリンクを選ぶ際にどんなところを重視していますか?当てはまるものを全て選択してください n=313(複数回答)
メーカー・ブランド |
122人 |
39.0% |
価格の安さ | 118人 | 37.7% |
ペットボトル入りであること | 63人 | 20.1% |
商品名 | 49人 | 15.7% |
甘めであること | 47人 | 15.0% |
無糖であること | 44人 | 14.1% |
内容量 | 44人 | 14.1% |
微糖であること | 38人 | 12.1% |
ラベルデザイン | 34人 | 10.9% |
国産であること | 30人 | 9.6% |
カロリー数 | 22人 | 7.0% |
オリジナリティ | 21人 | 6.7% |
希少価値(限定品など) | 18人 | 5.8% |
生産国 | 17人 | 5.4% |
賞味期限・消費期限 | 14人 | 4.5% |
好きなキャラクターがデザインされていること | 13人 | 4.2% |
高級感 | 12人 | 3.8% |
液体の色 | 6人 | 1.9% |
缶入りであること | 1人 | 0.3% |
アレルギー表示 | 1人 | 0.3% |
他にも重視しているポイントがある | 17人 | 5.4% |
購入する紅茶ドリンクを選ぶ際に重視しているところについては、「メーカー・ブランド」が39.0%と最も多くなりました。「メーカー・ブランド」は「価格の安さ」(37.7%)よりも多くの方に選ばれていたため、どうやら日本の紅茶ドリンク消費者のなかには、好きなメーカー・ブランドの紅茶ドリンクであれば、値段はあまり気にしないという方も少なくないようです。
○「他にも重視しているポイントがある」を選択した方の具体的なコメント(一部)
日本の紅茶ドリンク消費者は、2018~19年ごろに流行した「第3次タピオカブーム」についてどのようなことを思っているのでしょうか? 最後に、アンケート回答者の方たちから戴いた「第3次タピオカブームについて思っていること」のコメントの一部をご紹介します。
〇ブームに関するコメント
〇味に関するコメント
上記のコメントついては、いずれも調査期間中に紅茶ドリンクを実際に購入した方たちから戴いたコメントのほんの一部となっています。「第3次タピオカブームについて思っていること」のコメントはアンケート回答者全員から戴いていますので、すべてのコメントが見たいという方は、ぜひ下記のダウンロードフォームからローデータをダウンロードしてみてください。
今回の調査では、紅茶ドリンク消費者の「消費者インサイト」を発掘するために以下のような質問もしています。
Q1. 普段どれくらいの頻度で紅茶を飲んでいますか?
Q2. 数ある紅茶ドリンクのなかからこの商品を購入した理由として当てはまるものを全て選択してください
Q4. あなたは1年のうち何月に紅茶ドリンクを飲むことが多いですか?当てはまるものをすべて選択してください(年間を通して飲んでいるという方は「年間を通して飲んでいる」を選択してください)
上記の質問の回答や各回答の詳しい内訳などが見たい方は、ぜひ下記よりローデータをダウンロードしてみてください。
※各ユーザーの属性情報(婚姻状況、世帯人数、同居している子供の人数、購入チャネルなど)もローデータで確認できます。
※今回対象となったユーザーの過去の購買履歴や今後の購買履歴が気になる企業の方はお問い合わせください。
日々、CODEでは登録会員数250万人超(2021年11月末時点)の購買データをシングルソースで収集しております。
また、CODEで取得した消費者の購買データや評価&口コミデータを閲覧・分析・活用できるBIツール「CODE for Business」を企業向けにご提供しております。
<調査概要>
・調査期間:2021/11/17(水)~11/22(月)
・エリア :全国
・対象者 :10~70代の男女
・有効回答サンプル数:313サンプル
・調査手法:秒速リサーチ(確実な購買データに基づく最速アンケート)