「健康食品」人気ランキング2020年春！健康食品の購入に関する実態調査

CODE編集部さん2020年4月6日

今回「消費者インサイト研究所」では、CODE（コード）を活用したバーコードリサーチ（確実な購買データに基づく最速アンケート）を使って、「健康食品の購入に関する実態調査」を実施しました。今回のアンケート調査に協力をしてくれたのは、JICFSの「健康食品」カテゴリに含まれる商品を3/16～23の8日間に自然購入した319人の一般消費者で、「人気ランキング」の集計はもちろんのこと、購入直後に購入時の記憶が鮮明な状態で「購入の理由」や「メーカーに対するご意見・ご要望」などの質問にも回答してもらっています。

今回も、消費者の購買行動の奥底にある本音（消費者インサイト）を知る上で役に立つ情報が満載となっていますので、業界関係者の方はぜひ最後まで目を通してみてください。

「健康食品」人気ランキング

今回のアンケート回答者が購入した健康食品をメーカー別・シリーズ別で集計したところ、その人気ランキングは以下のようになりました。

○メーカー別ランキングベスト１０（n＝319）

メーカー別では、「大塚製薬」が319人中74人に購入されて1位となりました。次いで2位には「アサヒ」が62人に購入されてランクインしており、これら上位2社で購入者全体の4割以上を占める結果となっています。

○シリーズ別ランキングベスト１０（n＝319）

シリーズ別では、大塚製薬の「カロリーメイト」が319人中44人に購入されて1位となりました。次いで2位にはアサヒの「１本満足バー」が25人に購入されてランクインしていたのですが、その購入者数には「カロリーメイト」と2倍近くの差があったため、「カロリーメイト」の人気は他シリーズと比べて頭ひとつ抜けているといえるでしょう。

「健康に良さそうだったから」という理由で健康食品を購入したのは約2割！

Q2. この商品を購入した理由として当てはまるものを全て選択してください　n＝319（複数回答）

商品を購入した理由については、「いつも買っている商品だから」が38.9％と最も多くなりました。次いで「健康に良さそうだったから」が22.6％と2番目に多くの方に選択されていたのですが、その割合はおよそ5人に1人という計算になるため、健康を目的に健康食品を購入している方はそれほど多くないようです。

ちなみに「新型コロナウィルス対策のため」を選択していた方は319人中3人と、全体の1％もいませんでした。

○「その他」を選択した方の具体的なコメント（一部）

「健康食品」消費者の生の声

日本の消費者は、市販の健康食品に対して普段どんなことを思っているのでしょうか？　最後に、アンケート回答者の方たちから戴いた「市販の健康食品に対して普段思っていること」や「メーカーに対するご意見・ご要望」についてのコメントの一部をご紹介します。

○好意的なコメント

○やや厳しいコメント

○メーカーへの意見・要望

○その他のコメント

上記のコメントついては、いずれも調査期間中に健康食品を実際に購入した方たちから戴いたコメントのほんの一部となっています。「市販の健康食品に対して普段思っていること」や「メーカーに対するご意見・ご要望」についてのコメントはアンケート回答者全員から戴いていますので、すべてのコメントが見たいという方は、ぜひ下記のダウンロードフォームからローデータをダウンロードしてみてください。

今回の調査では、健康食品消費者の「消費者インサイト」を発掘するために以下のような質問もしています。

上記の質問の回答や各回答の詳しい内訳などが見たい方は、ぜひ下記よりローデータをダウンロードしてみてください。

※各ユーザーの属性情報（婚姻状況、世帯人数、同居している子供の人数、購入チャネルなど）もローデータで確認できます。
※今回対象となったユーザーの過去の購買履歴や今後の購買履歴が気になる企業の方はお問い合わせくださいき。
日々、CODEでは登録会員数約145万人超（2020年3月末現在）の購買データをシングルソースで収集しております。

＜調査概要＞
・調査期間：2020/3/16(月)～2020/3/23(月)
・エリア ：全国
・対象者 ：10~60代の男女
・有効回答サンプル数：319サンプル
・調査手法：バーコードリサーチ（確実な購買データに基づく最速アンケート）