今回「消費者インサイト研究所」では、CODE(コード)を活用したバーコードリサーチ(確実な購買データに基づく最速アンケート)を使って、「ハロウィン仕様のお菓子の購入に関する実態調査」を実施しました。今回のアンケート調査に協力をしてくれたのは、JICFSの「菓子類」カテゴリのなかで商品名にキーワード「ハロウィン」「ハロウィーン」「halloween」のいずれかが含まれる商品を10月6日~10日の5日間に自然購入した299人の一般消費者で、「人気ランキング」の集計はもちろんのこと、「購入の理由」や「ハロウィン仕様のお菓子に対して普段思っていること」などの質問にも答えてもらっています。
今回もここでしか見られない情報が満載となっていますので、業界関係者の方はぜひ最後まで目を通してみてください。
まずはメーカー別・商品別の人気ランキングについて見ていきましょう。今回のアンケート回答者が購入した「ハロウィン仕様のお菓子」をメーカー別・商品別で集計したところ、その人気ランキングは以下のようになりました。
○メーカー別ランキングベスト10(n=299)
メーカー名 |
購入者数 | |
1位 | 不二家 | 43人 |
2位 | 明治 | 26人 |
3位 | グリコ | 24人 |
4位 | 森永製菓 | 23人 |
5位 | オリヒロ | 18人 |
6位 | ロッテ | 15人 |
7位 | ママ | 14人 |
8位 | チロルチョコ | 10人 |
8位 | 東ハト | 10人 |
10位 | 西本 | 9人 |
― | その他のメーカー | 131人 |
メーカー別では、「不二家」が299人中43人の方に購入されて1位となりました。不二家の「ハロウィン仕様のお菓子」は、いずれも人気キャラクターのペコちゃんがパッケージデザインに起用されていたため、それがもともとのお菓子の人気と相まって、多くの人の購買意欲を掻き立てたのではないかと思われます。
今回のアンケート調査では、大小合わせて全部で50近くものお菓子メーカーが、商品名に「ハロウィン」「ハロウィーン」と付くお菓子を販売していました。
○商品別ランキングベスト10(n=299)
商品名 | メーカー |
購入者数 | |
1位 | ハロウィンカントリーマアム バニラ&ココア | 不二家 | 25人 |
2位 | ハイチュウアソートハロウィン | 森永製菓 | 18人 |
2位 | ぷるん蒟蒻ゼリーグレープ+ピーチハロウィン | オリヒロ | 18人 |
4位 | ハロウィンホームパイ バター&ショコラ | 不二家 | 15人 |
4位 | カプリコミニ大袋 ハロウィン 10P | グリコ | 15人 |
6位 | ハロウィンコアラのマーチチョコ | ロッテ | 13人 |
7位 | Happy!プッチンプリンハロウィン | グリコ | 9人 |
8位 | ハロウィンうまい棒 | やおきん | 8人 |
8位 | きのこの山とたけのこの里ハロウィン | 明治 | 8人 |
8位 | 小粒チョコハロウィン 袋 | 明治 | 8人 |
― | その他の商品 | ― | 162人 |
商品別では、不二家の「ハロウィンカントリーマアム バニラ&ココア」が299人中25人の方に購入されて1位となりました。不二家の「ハロウィン仕様のお菓子」は、ほかにも「ハロウィンホームパイ バター&ショコラ」が15人の方に購入されて4位にランクインしているのですが、この2商品だけで不二家の「ハロウィン仕様のお菓子」の購入者数の9割以上(40/43人)を占める結果となっています。
Q1. この商品を購入した理由として当てはまるものをすべて選択してください n=299(複数回答)
ハロウィンのパッケージデザインに惹かれて | 144人 | 48.2% |
店頭で目立っていたから | 74人 | 24.7% |
安かったから | 51人 | 17.1% |
近所や親戚の子供に配るため | 50人 | 16.7% |
新商品だったから | 39人 | 13.0% |
好きなお菓子がいつもと違う味で売られていたから | 31人 | 10.4% |
内容量がちょうど良かったから | 30人 | 10.0% |
好きなキャラクターがデザインされていたから | 14人 | 4.7% |
いつものお菓子に飽きていたから | 9人 | 3.0% |
美味しいという口コミを聞いたから | 8人 | 2.7% |
SNSに載せたかったから | 1人 | 0.3% |
SNSで見かけて気になったから | 0人 | 0.0% |
その他 | 15人 | 5.0% |
「ハロウィン仕様のお菓子」を購入した理由については、「ハロウィンのパッケージデザインに惹かれて」が48.2%と最も多くなりました。「ハロウィン仕様のお菓子」は、そのほとんどが既存品と同じフレーバー(味付け)で販売されているのですが、ハロウィンの時期にパッケージデザインを「ハロウィン仕様」にすることには、商品の売り上げを伸ばす上でやはり大きな効果があるようです。
ちなみに、「好きなお菓子がいつもと違う味で売られていたから」を選択していた31人の方はすべて女性で、男性でこの項目を選択していた方はひとりもいませんでした。
○「その他」を選択した方の具体的な内容(一部)
日本の消費者は、毎年増えている「ハロウィン仕様のお菓子」に対してどのような印象を持っているのでしょうか? 最後に、アンケート回答者の方たちから戴いた「ハロウィン仕様のお菓子に対して普段思っていること」や「メーカーに対するご意見・ご感想」についてのコメントの一部をご紹介します。
○好意的な意見
○やや厳しい意見
○メーカーに対する意見・感想
○その他
上記のコメントついては、いずれも調査期間中に「ハロウィン仕様のお菓子」を実際に購入した方たちから戴いたコメントのほんの一部となっています。「ハロウィン仕様のお菓子に対して普段思っていること」や「メーカーに対するご意見・ご感想」についてのコメントはアンケート回答者全員から戴いていますので、すべてのコメントが見たいという方は、ぜひ下記のお問い合わせフォームより当社までご連絡ください。
今回の調査では、ほかにも以下のような質問をしています。
Q3. この商品は誰に食べさせるために購入しましたか? 最も近いものを選択してください
Q5. あなたは「ハロウィン」という言葉を聞いてどんな色を連想しますか? 当てはまるものをすべて選択してください
Q8. この商品はパッケージデザインがハロウィン仕様じゃなくても購入していましたか?
上記の質問の回答や各回答の詳しい内訳などが見たい方は、ぜひ下記より詳細なデータをダウンロードしてみてください。
※各ユーザーの属性情報(婚姻状況、世帯人数、同居している子供の人数、購入チャネルなど)もローデータで確認できます。
※今回対象となったユーザーの過去の購買履歴や今後の購買履歴が気になる企業の方はお問い合わせください。
日々、CODEでは登録会員数約65万人(2018年9月末現在)の購買データをシングルソースで収集しております。
<調査概要>
・調査期間:2018年10月6日(土)~2018年10月10日(水)
・エリア :全国
・対象者 :10~60代の男女
・有効回答サンプル数:299サンプル
・調査手法:バーコードリサーチ(確実な購買データに基づく最速アンケート)