コロナ禍で売れていた「うがい薬」は○○!消費者と企業を購買データでつなぐ「CODE for Business」調べ

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うがい薬カテゴリの購買データ

この記事では「レシートがお金にかわる家計簿アプリCODE(コード)」に登録された大量のレシートと商品バーコード情報をもとに、2019年11月9日~2020年5月6日の180日間にうがい薬を購入した流通チャネル、流通チェーンを公表しています。

実際に購入されたうがい薬の具体的な商品ランキングや、うがい薬をどんなユーザーが購入していたのかなどもご確認いただけますので、興味のある方はぜひ最後まで目を通してみてください。

 

うがい薬売れ筋ランキングTop10

うがい薬売れ筋ランキング

商品別の売れ筋ランキングでは、塩野義製薬の「イソジンうがい薬」が833回購入されて1位となりました。塩野義製薬の商品は、他にも香り付きの「イソジンうがい薬Pや、薄めずにそのままうがい出来る「イソジンうがい薬Cなど計5商品がトップ10以内にランクインしており、上位を独占する形となっています。

 

うがい薬購入数推移

うがい薬購入数推移

うがい薬売れ筋ランキングTop20の購入数推移

上の図は、それぞれ「カテゴリ全体」の購入数推移と「売れ筋ランキングTop20商品」の購入数推移です。これらを見ると2月27日~3月1日の4日間に一度ピークを迎え、4月の1ヶ月間にも購入数が高くなっていたことが分かるのですが、その原因としては新型コロナウィルスに対する政府の対応が影響していることが考えられます。2月27日には全国の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の一斉臨時休校の要請が内閣総理大臣より示され、4月7日からは7都府県に緊急事態宣言が発令されていました。

 

ユーザー属性

うがい薬の購入者属性

うがい薬を購入者したユーザー属性としては、性別では「女性」、年代別では「30代」、婚姻状況別では「既婚」のユーザーが特に多くなっていました。これらの結果から、ここ半年間のうがい薬購入者には小さい子供と同居をしている壮年前期の女性が特に多かったことが考えられます。

 

購入チャネル・購入チェーン

うがい薬の購入チャネルと購入チェーン

上の図はそれぞれうがい薬の購入チャネルと購入チェーンを表しています。購入チャネルでは「薬局・ドラッグストア」が4,021人と圧倒的に多く、次いで「スーパー(マーケット)」が478人と続いていました。チェーン別では「ウェルシア」(430人)が最も多く、上位8店までを薬局・ドラッグストアが占めていました。

 

高評価ランキングTop10

うがい薬の高評価ランキング

最後に高評価ランキングTop10ですが、売れ筋ランキングとは打って変わって最も評価が高かったのは大洋製薬の「コサジンガーグル「TY」」(評価平均点4.71)となりました。ただし口コミ件数では塩野義製薬の「イソジンうがい薬」が圧倒的に多く、83人のユーザーに評価された上で評価平均点4.27となっています。

 

このような昨日までの直近2年間分の購買データと口コミデータを自由に閲覧できる、“消費者と企業を購買データでつなぐツール「CODE for Business」”を、企業向けに提供しております。「CODE for Business」に興味のあるかたはこちらからお問い合わせください

<調査概要>
・調査期間:2019/11/9(土)~2020/5/6(水)
・エリア :全国
・対象者 :10~70代の男女
・調査手法:CODE for Business

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