バナナ味のチョコレートの評判は！？　江崎グリコ「ポッキー＜バナナブラン＞」の反響調査

CODE編集部さん2018年4月12日

2018年2月20日、江崎グリコ株式会社は「ポッキー＜バナナブラン＞」の販売を開始しました。ニュースリリースによると「ポッキー＜バナナブラン＞」は、同社が2015年からキリンビバレッジ株式会社と行っている「キリン 午後の紅茶」×「グリコ ポッキー」プロジェクトの第4弾として「ALOHA（アロハ）なコラボ」をテーマに発売された新商品で、同日に発売された「キリン 午後の紅茶 アサイーヨーグルティー」と合わせて食べると、まるでアサイーボウルのような味わいが楽しめるという、2社の新しい試みのもとで開発されたコラボ商品となっています。

今回はそんな「ポッキー＜バナナブラン＞」の評判を探るために、CODE（コード）を活用したバーコードリサーチ（確実な購買データに基づく最速アンケート）を使って、「ポッキー＜バナナブラン＞」を自然購入したユーザーを対象に反響調査を実施しました。今回もここでしか見られない情報が満載となっていますので、業界関係者の方はぜひ最後まで目を通してみてください。

「ポッキー＜バナナブラン＞」の購入者にヘビーユーザーは少ない！？

Q1. 普段どれくらいの頻度で「ポッキー」シリーズを購入していますか？　n＝100（単一回答）

普段どれくらいの頻度で「ポッキー」シリーズを購入しているかについては、「２～３ヵ月に１回」が31％と最も多くなりました。「１ヵ月に１回」以上のペースで購入していると回答した方は合計52％と全体の半数を超えていたのですが、一方で「１週間に１回」以上のペースで購入していると回答した方は全体の7％と少なくなっています。そのため「ポッキー＜バナナブラン＞」の購入者のなかには、普段は「ポッキー」シリーズをあまり購入していないという方も少なくないようです。

3割の人が「バナナ風味のお菓子が好きだから」という理由で購入！

Q2. 「ポッキー＜バナナブラン＞」を購入した理由として当てはまるものをすべて選択してください　n＝100（複数回答）

「ポッキー＜バナナブラン＞」を購入した理由については、「新商品だったから」が49％と最も多くなりました。2番目に多かったのは「バナナ風味のお菓子が好きだから」で全体の30％の方に選択されていたのですが、一方で「『ポッキー』シリーズが好きだから」については全体の13％の方にしか選択されていなかったため、「ポッキー＜バナナブラン＞」の購入者にはどちらかというと、「ポッキーの新商品だから」という理由で購入した方よりも「バナナ味のお菓子の新商品だから」という理由で購入した方のほうが多かったようです。

ちなみに「バナナ風味のお菓子が好きだから」を選択した方を年代別に分けて見てみたところ、10～20代では24人中8人、30代では38人中10人、40代では25人中7人、50代では13人中5人が選択しており、年代によるバラつきはほとんど見られませんでした。「ポッキー＜バナナブラン＞」は20～30代の女性をターゲットにしているそうなのですが、バナナ風味のお菓子が好きな方はどの世代にも一定の割合で存在しているようです。

購入者の9割が「ポッキー＜バナナブラン＞」に満足！

Q5. 「ポッキー＜バナナブラン＞」の総合的な満足度を教えてください　n＝100（単一回答）

「ポッキー＜バナナブラン＞」の総合的な満足度については、「まあまあ満足した」が59％と最も多くなりました。「とても満足した」と合わせるとその割合は90％となり、加えて「あまり満足できなかった」「まったく満足できなかった」と回答した方がひとりもいなかったため、「ポッキー＜バナナブラン＞」の商品としての完成度は非常に高いといえるでしょう。

ただし、「ポッキー」シリーズを普段あまり購入していない方たちからの評価はいまいちだったようで、Ｑ1で「半年に１回」「１年に１回」「ほとんど買ったことがない」と回答した17人のなかで「とても満足した」と回答した方はひとりもいませんでした。

以下はアンケート回答者の方たちから頂いた、「満足度の理由」や「味のご感想」についてのコメントです。

○とても満足した

○まあまあ満足した

○なんともいえない

「ポッキー＜バナナブラン＞」の満足度の理由や味の感想については、「とても満足した」と回答した方たちからはいずれもバナナ風味のチョコレートやプレッツェルの味を絶賛するコメントが届いていましたが、「なんともいえない」と回答した方や「まあまあ満足した」と回答した方の一部からは、美味しさが想像の範囲内もしくはそれ以下だったことが分かるコメントも多く届いていました。

今回の「ポッキー＜バナナブラン＞」に限らず、何十種類もシリーズ化されている食品の新商品は、どうしても評価をする際に既存商品との比較をされてしまいます。そんななかで既存商品を食べ慣れた人たちを「とても満足」させるためには、少なくとも美味しさが「食べる前の想像」を上回っている必要があるということなのでしょう。

今回の調査では、ほかにも以下のような質問をしています。

上記の質問の回答や各回答の詳しい内訳などが見たい方は、ぜひ下記より詳細なデータをダウンロードしてみてください。

※各ユーザーの属性情報（婚姻状況、世帯人数、同居している子供の人数、購入チャネルなど）もローデータで確認できます。

＜調査概要＞
・調査期間：2018年2月20日(火)～2018年4月5日(木)
・エリア ：全国
・対象者 ：10~50代の男女
・有効回答サンプル数：100サンプル
・調査手法：バーコードリサーチ（確実な購買データに基づく最速アンケート）