夏の外出時に気をつけたい熱中症ですが、特に注意が必要なシーンのひとつにバーベキュー(以下「BBQ」)があります。BBQでは直射日光にさらされることに加えて、アルコール飲料やジュースの飲みすぎによる脱水症状や、寝不足による体調不良などによって、より熱中症になりやすくなってしまうことが分かっています。
では、そんなBBQをする際に、一般消費者の方たちはどれくらい熱中症対策について意識をしているのでしょうか?またBBQの際に熱中症対策をしている人は、どのような持ち物を持参しているのでしょうか?今回は自然購入者への最速アンケート(CODE(コード))を使って、今年BBQを楽しんだ方を対象にBBQの熱中症対策に関する調査を実施しました。
今回もここでしか見られない情報が満載となっていますので、業界関係者の方はぜひ最後まで目を通してみてください。
Q.BBQの際の熱中症対策として、特に意識して行っていることを選択してください。 n=83(単一回答)
こまめな水分補給 | 67人 | 80.7% |
塩分の摂取 | 6人 | 7.2% |
体温の上昇を防ぐ | 6人 | 7.2% |
その他 | 4人 | 4.8% |
BBQの際の熱中症対策として特に意識して行っていることについては、「こまめな水分補給」が約8割と最も多くなりました。その他の選択肢についてはいずれも回答率が1割にも満たなかったため、どうやら「熱中症対策=水分補給」というイメージが一般的にはあるようです。
今回のアンケートでは、回答者の方たちに熱中症対策の具体的な内容についても伺っています。「こまめな水分補給」と回答した方は何で水分補給をしたのか、「塩分の摂取」と回答した方は何で塩分を摂取したのか、「体温の上昇を防ぐ」と回答した方はどのようにして体温の上昇を防いだのか、「その他」と回答した方は具体的に何をしたのか。それぞれ集まったコメントの一部をご紹介します。
糖分の多い甘い飲み物や利尿作用のあるアルコール飲料・カフェイン飲料は飲み過ぎると逆効果になってしまうので、気を付けていただきたいところですね。
塩分を摂取するために塩飴を用意していた方もいました。
そのほか上記のような熱中症対策の方法も。みなさん色々と試行錯誤をしながら熱中症対策を実践しているようでした。
Q.熱中対策を意識して、BBQに持ってきたものであてはまるものすべて選択してください。 n=83(複数回答)
帽子 | 58人 | 69.9% |
その他飲料 | 36人 | 43.4% |
うちわ | 33人 | 39.8% |
アイシングバック・保冷剤 | 33人 | 39.8% |
お酒 | 29人 | 34.9% |
日傘 | 23人 | 27.7% |
熱中対策水(経口補水液) | 17人 | 20.5% |
コールドスプレー | 16人 | 19.3% |
クールタオル | 16人 | 19.3% |
塩分の入った食べ物 | 15人 | 18.1% |
塩分の入ったジュース | 14人 | 16.9% |
その他 | 13人 | 15.7% |
氷菓子 | 11人 | 13.3% |
ポータブル扇風機 | 1人 | 1.2% |
熱中症モニター | 0人 | 0.0% |
熱中症対策を意識してBBQに持って行ったものについては、「帽子」が約7割と最も多くなりました。どれくらいの種類の持ち物を持って行ったかは人によって大きな差があり、「帽子のみ」「飲み物のみ」を持っていった方もいれば、上記のほとんどの品を持って行った方もいました。
また近年、テレビCMなどで認知度が高まっている「熱中対策水(経口補水液)」については、約2割の人が持って行ったと回答しました。「熱中対策水(経口補水液)」を持参したと回答した17人はいずれも他にも多くの品を用意して持って行っていたため、熱中症対策に対して高い意識を持っている人が多いといえるでしょう。
今回のBBQで持って行かなかったために後悔した持ち物についても訊いてみたところ、以下のようなコメントが集まりました。
「特にない」と回答した方が半数近くいた一方で、十分な熱中症対策をしたつもりが持ち物不足で後悔してしまったという方も多くいました。BBQの季節にはこれらの商品を店内の目立つところに置いておくと、店舗の売り上げアップに期待が持てるかもしれないですね。
今回のその他の調査内容は以下になります。
アンケート回答者の方たちが撮影したBBQの様子や各回答の詳しい内訳などが見たい方は、ぜひ下記よりダウンロードしてみてください。
<調査概要>
・調査期間:8月3日(木)~8月5日(土)
・エリア :全国
・対象者 :CODEユーザーの20~60代の男女
・有効回答サンプル数:83サンプル
・調査手法:自然購入者への最速アンケート(CODE(コード))