今回「消費者インサイト研究所」では、CODE(コード)を活用したバーコードリサーチ(確実な購買データに基づく最速アンケート)を使って、「ボックスティッシュの購入・消費に関する実態調査」を実施しました。アンケート調査に協力してくれたのは、2018年5月上旬にボックスティッシュを自然購入した96人の一般消費者で、ボックスティッシュの「使用頻度」や「使用用途」といった基本的な質問はもちろんのこと、「自宅内に置いているボックスティッシュの数」や「市販のボックスティッシュに対する不満点」といった、さまざまな質問にも回答をしてもらっています。
今回もここでしか見られない情報が満載となっていますので、業界関係者の方はぜひ最後まで目を通してみてください。
Q1. あなたのご自宅では何ヵ所にボックスティッシュを置いていますか? n=96(単一回答)
1ヵ所 | 10人 | 10.4% |
2ヵ所 | 22人 | 22.9% |
3ヵ所 | 26人 | 27.1% |
4ヵ所 | 23人 | 24.0% |
5ヵ所以上 | 15人 | 15.6% |
自宅内で何ヵ所にボックスティッシュを置いているのかについては、「3ヵ所」が27.1%と最も多くなりました。CODE(コード)を活用したバーコードリサーチ(確実な購買データに基づく最速アンケート)では、各回答者の「世帯人数」も調べることができるのですが、この結果を世帯人数別に分けて見てみると、1人世帯(1人暮らし)では「2ヵ所」、2人世帯では「3ヵ所」、3人では「4ヵ所」、4人では「3ヵ所」、5人では「4ヵ所」、6人では「5ヵ所以上」がそれぞれ最も多く、基本的に世帯人数が多くなるほど自宅内に置くボックスティッシュの数も多くなることが分かる結果となっています。
ただし一方で、1人暮らしであるにも関わらず「5ヵ所以上」と回答していた方や、5人世帯であるにも関わらず「1ヵ所」と回答していた方もいたため、自宅内でのボックスティッシュの置き方には人によってかなり違いがあるようです。
Q2. あなたのご家庭では「ボックスティッシュ1箱」をどれくらいの期間で消費していますか? n=96(単一回答)
1日以内 | 2人 | 2.1% |
2~3日 | 16人 | 16.7% |
4~5日 | 13人 | 13.5% |
1週間前後 | 29人 | 30.2% |
2週間前後 | 25人 | 26.0% |
1ヵ月前後 | 9人 | 9.4% |
1箱を消費するのに数ヵ月かかる | 2人 | 2.1% |
自分の家庭で「ボックスティッシュ1箱」をどれくらいの期間で消費しているのかについては、「1週間前後」が30.2%と最も多くなりました。
この質問の結果もやはり「世帯人数」との関連性が高く、「世帯人数」が多いほどボックスティッシュ1箱分を消費するまでの期間も短くなる傾向にありましたが、なかには「2~3日」と回答した1人暮らしの方や、「1箱を消費するのに数ヵ月かかる」と回答した3人世帯の方もいたため、ティッシュの消費スピードは世帯によってかなりの差があるようです。
Q3. あなたのティッシュの使用用途として当てはまるものをすべて選択してください n=96(複数回答)
鼻をかむ | 89人 | 92.7% |
虫を捕まえるときに使う | 60人 | 62.5% |
ゴミやガムを包んで捨てる | 59人 | 61.5% |
床やテーブルの掃除 | 54人 | 56.3% |
お菓子などを食べるときに下に敷く | 51人 | 53.1% |
化粧時に手や顔を拭く | 46人 | 47.9% |
メガネを拭く | 26人 | 27.1% |
汗を拭く | 14人 | 14.6% |
トイレットペーパー代わりに使う | 2人 | 2.1% |
その他 | 10人 | 10.4% |
ティッシュの使用用途については、「鼻をかむ」が92.7%と最も多くなりました。2番目に多かったのは意外にも「虫を捕まえるときに使う」で全体の6割以上の方に選択されており、ほかにも「ゴミやガムを包んで捨てる」「床やテーブルの掃除」「お菓子などを食べるときに下に敷く」がそれぞれ全体の半数以上の方に選択されています。
ちなみにティッシュペーパーは、1920年代にメイク落とし用の道具としてアメリカで発売されて、その後日本に上陸したそうなのですが、「化粧時に手や顔を拭く」については女性にしか選択されていなかったこともあり、選択していた方は47.9%と全体の半数もいませんでした。
○「その他」と回答した方の具体的な内容(一部)
Q5. あなたがボックスティッシュを購入する際に重視していることは何ですか?当てはまるものをすべて選択してください n=96(複数回答)
値段 | 81人 | 84.4% |
1箱あたりの枚数 | 45人 | 46.9% |
柔らかさ | 33人 | 34.4% |
肌ざわり | 26人 | 27.1% |
箱のデザイン | 16人 | 16.7% |
メーカー・ブランド | 15人 | 15.6% |
保湿性 | 7人 | 7.3% |
再生紙かどうか | 2人 | 2.1% |
その他 | 2人 | 2.1% |
ボックスティッシュを購入する際に重視していることについては、「値段」が84.4%と最も多くなりました。加えて、同じく費用対効果に関する選択肢である「1箱あたりの枚数」(46.9%)が2番目に多くの方に選択されていたため、消費者の大多数はボックスティッシュを購入する際に「質」よりも「量」を重視している傾向にあるといえるでしょう。
なお、この質問で「値段」と「1箱あたりの枚数」のどちらも選択していなかった方は、96人中11人と全体の1割程度となっています。
○「その他」と回答した方の具体的な内容(一部)
今回の調査では、ほかにも以下のような質問をしています。
Q7. あなたは「5箱セットのボックスティッシュ」にいくらまで払えますか?(値段が高くなるほど紙が高級になるものとしてお考えください)
上記の質問の回答や各回答の詳しい内訳などが見たい方は、ぜひ下記より詳細なデータをダウンロードしてみてください。
※各ユーザーの属性情報(婚姻状況、世帯人数、同居している子供の人数、購入チャネルなど)もローデータで確認できます。
<調査概要>
・調査期間:2018年5月9日(水)~2018年5月17日(木)
・エリア :全国
・対象者 :10~60代の男女
・有効回答サンプル数:96サンプル
・調査手法:バーコードリサーチ(確実な購買データに基づく最速アンケート)